台北のハッテン場:漢士

2023年1月に、実にほぼ3年ぶりに台北に行ってきました。

その際、2022年に移転したという情報のあった「漢士」というハッテン場を訪れました。

記憶によると、移転以前は客層は年齢層高め・太目が多いということで、細めが好きな私はそれまで一切興味のないハッテン場でありました。

しかし、移転後の情報を見てみると、若い人や細めの人もいるようだったのと、移転後の店内の様子をどうしても見てみたくなって、思い切って行ってみることにしました。

①アクセス
詳細なアクセス方法は、「ゲイの海外旅行ナビ」というサイトをご覧ください。
台湾の原宿と言われて久しい西門町のある西門駅から、徒歩数分に位置しています。

漢士は、西門町にどっしりと居を構える「萬年商業大樓」というビルの8階に位置しています。
ちなみにこのビルは、台湾の中野ブロードウェイと称されることも多く、個性的な服飾雑貨やオタクグッズの小売店が軒を連ねています。このビル自体の異国のサブカルチャー感も是非味わって頂きたいものです。

本題に戻りましょう。
ビル内のエレベーターに乗って8階まで行けば、そこが漢士の入口となっています。
ネット上では「途中まで多くの人がエレベータに乗っていて、行くのが少し恥ずかしい」という書き込みが多数見られますが、まあ気にせずに行ってしまいましょう。

②内観の紹介
受付
私が訪れた2023年1月は、移転してから日も浅いこともあってか、エレベータが開いた目の前には、ハッテン場とは思えないような煌びやかな光景が広がっていました。実は、一瞬「ここ、本当にハッテン場?」と目を疑った記憶があります。

受付まで進むと、大量のおじさん~おじいさんのスタッフがお出迎えです(ここで、ああ、まごうかたなきハッテン場だなと感じることができます)。英語ができる人もいたので、お金さえちゃんと持っていれば入店はモーマンタイ(無問題)。入場料は400台湾ドル(約1,600円)

なお、漢士は受付を中心にドーナツ状にハッテンスペースが設置されていて、時計回りにロッカールーム、サウナ、半個室および個室、リラクゼーションルーム、そして受付に戻るという間取りになっています。

ロッカー
タオルを受け取り、左奥のロッカーに進みます。このスペースが、照明の具合なんかも相まってか、まあキラキラとしていて、ずいぶん内装に凝っているんだなーという印象を受けました。

この、日本では見たことのないゴージャス感のある内装のハッテン場を味わえただけでも、来た甲斐があったなあと感じたことを覚えています(余談になりますが、台北のハッテン場って数は少ないけど一軒の規模がデカくて、日本人からすると夢のある造りになっているハッテン場ばかりなのが魅力的なポイントだと思っています)。

ハッテンスペース:サウナ
肝心のハッテンスペースですが、まずはサウナ。ロッカーを進んだ先すぐのエリアにあります。

たしかドライサウナとスチームサウナがそれぞれあった記憶があります。いずれのサウナもかなり暗いですが、スチームの方が幾分明かりがあった気がします。サウナ内では自由にハッテンが楽しめます。
サウナの手前のシャワースペースもハッテン可能のようで、シャワーを浴びながらおっぱじめている人もいました。

スチームサウナはさながら迷路のような広さで、目が慣れるのを待ちながら内装がどのようになっているのかを手探りで確認するのを楽しんでいると、途中で各所から手を出されたりして、色々な楽しみ方ができる空間になっていました。

受付から見て左手前奥にはトイレがありますが、こちらはややオイニーが気になる印象。清掃はしょっちゅう入っていたので、清潔感は保たれていましたけど。ビルの排水の問題なのかもしれません。

ハッテンスペース:ダークルーム
受付から見て、左手斜め奥側にダークルームがあります。廊下とはカーテンで仕切られていて、カーテンが開かない限り、内部は実に真っ暗です。

手探りに進むしかないほど暗い内部は実に広く、真ん中は通路、左右には寝転がれるスペースがありました。

なお、このスペースの近くに、カラオケルームがありました。

ハッテン場でカラオケ?と思いましたが、日本でもカラオケが歌えるゲイバーがあることを考えると、広いスペースの中で様々なゲイの需要を満たしている造りになっているのだなあと、感心しました。

クルージングスペース:廊下と半個室と個室スペース
ダークルーム入口を通り過ぎると、クルージングスペースがあります。こちらは、割と相手の容姿が見えやすいエリアとなっています。日本の一般的なハッテン場の明度を想定してもらえると、それに近い明るさかと思います。

広い廊下はやや複雑に入り組んでおり、カーテンだけで仕切られた半個室的スペースや、二人だけで入れる個室が複数設えられています。

サウナやダークルームと比べると、比較的人が少ないなーという印象でした。

③ハッテン体験談
結論から言うと、集客力・客層ともにSoi 13 inの方がよかったかなあ、という印象でした。

というのも、確かに若い人もちらほら見受けられたのですが少数で、客層の多数はおじさん~おじいさんだったからです。太目の人が多かったのも気になりました。24会館に近い雰囲気なのかなあといった印象です。

私は、顔はいまいちだったのですが、体型が超絶好みの細身の子と絡むことができました。でも何かかなり変わった感じの子だったので、そこまで楽しむこともできず…。

台北のハッテン場で、オールジャンルで集客力が高いのは漢士とSoi 13 inの二択になるかと思うのですが、相手に対する拘りが無ければ漢士、ある程度拘りがあるのであればSoi 13 inに行った方が良いと思います。
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2023年度上半期:東京のハッテン場ランキング

本ブログでは、折に触れて東京を中心にハッテン場の紹介をしています。

今年も残すところあと3か月となり、ほぼ毎週通っているハッテンの思い出も、なかなかに積もり積もったものとなってきました。

ということで本記事では、2023年度上半期に行った東京のハッテン場の中で、個人的なランキングを発表してみようと思います。長くなってもあれなので、シンプルに良いところ、悪い所を羅列してみますね。

結論から言うと、今年の4月以降は、ほとんど第1位の店に通い詰めています。
とはいえどの店も、もし時間があれば通いたいほどの魅力があることも事実です。

第5位:Ninja(神田)
良い所
・積極的な人が多い
・奥のダークルームの本気度が高い(手っ取り早くやりたい時におすすめ)
・狭いのでアプローチがしやすい
・駅から近い

悪い所
・他のハッテン場と比べても、敷地面積がかなり狭隘(アプローチのしやすさもあるので、諸刃の剣的な側面です)
・体型や年齢制限がやや緩い印象(その一方、偏りがない印象もあります)
・平日午後など、時間帯によっては人の入りがイマイチ

第4位:24会館 新宿
良い所
・広さで言えば、都内は勿論、新宿最大級であるところ。
・宿泊施設のような場所でハッテンできるという非日常的経験を味わえるところ。
・襲われることを恐れなければ寝る所が沢山あるので、休憩場所としても利用できる。
・浴槽・サウナ・シャワーブースを備えたハッテン場としても、恐らく都内で最大級であるところ(浴槽3種、サウナ4種、シャワーブース多数)。ハッテンできなくても、普通に整えるし楽しめます。
・これだけ多様な施設の各所でハッテンができるところに、一種のロマンがある。
・海外からの旅行者にも対応しているので、国籍の幅も広い。
・清掃を徹底しているためか、それなりの清潔感がある。
・以上の要素を全て踏まえると、入場料はむしろ安い。

悪い所
・入場制限が緩いので、年齢層が比較的高く、また相手の容姿にもあまり期待はできない(ただし、海外旅行者の中に上玉が多い)。好みのタイプとやりたい時は、別のハッテン場に行った方が良い。
・時間帯によっては、意外と人が少なく感じることがある。
・↑と逆に、休日前の夜なんかはかなり混みあうらしい。
・人によっては、入場料を高く感じる人もいるかもしれない。

第3位:Take on(蒲田)
良い所
・個人的に「居住地から近い」という利点以外に、これといって良い所思い浮かばないのだが、あえて言えば値段・集客力・駅からのアクセスなどの総合点が丁度良い。

悪い所
・時間帯によっては人が少ない。

第2位:品川JUNCTION
良い所
・客層がとにかく若い。
・客層のほとんどが、個人的に好きな体型(細身~細マッチョ)であるところ
・平日・休日を問わず、また時間帯を問わず、来客数が多い。

悪い所
・ノリが悪い人が多い(サクっとやりたい時にはおすすめしない)。
・明らかに容姿が悪い人や極端に太った人やどう見ても老けている人を見たことがないことから、実質的な入場制限が厳しいと思われる点や、今入場できていても、自分自身がそれなりの見た目になった時に入場できなくなりそうな点。
・収容力と来客数のバランス的に、シャワーやトイレがやや混みがちな点(基本的には問題無いが、時間が限られている時には要注意)。

第1位:Body Breath!
良い所
・ワンフロア型のハッテン場では都内最大級。
・後述する悪い所を除けば、総合力が高すぎるハッテン場と言っても過言ではない。
・いつ行っても人が多い上に、週末の集客力は間違いなく都内最大級。
・年齢・容姿・体型など、いずれの要素をとっても幅広い層の人が集うので、需要と供給が合う確率が高い。体型が大柄な人は、直接アクセスできる隣の施設に集中するため、体型的には棲み分けもできている。
・ノリの良さのバランスが絶妙。サクっとやりたい時には適当にやれるし、好みの相手を探したい時には高確率で相手が見つかる。

悪い所
・入場制限が髪型(短髪)であり、なおその制限が厳し目なので、髪の毛が伸びている時に入れないという、独特のルールがある(やや長めでもワックスでオールバックにすると入れるので、髪の毛が伸びている人はこの手段を使おう)。
・体型制限は緩めなので、細め好きの自分としては、時々「太目の人が多い」と感じることがある(というものの、隣の施設があることもあってか、太目ばかりという状況は無い)。
・最寄りの新宿三丁目からのアクセスは微妙に悪い。

まとめ
2023年上半期にダントツで良かったハッテン場はBody Breath!でした。
髪型制限が厳しいことと、私の日ごろの髪型がミディアムヘアーなのですっかりご無沙汰していたのですが、今年久しぶりに行って激ハマリしました。

とはいえ、今回おすすめしたハッテン場はどこも個人的におすすめなお店ばかりです。


今回、私が住んでいる場所からのアクセスの問題などもあり紹介できなかったおすすめハッテン場も数多くあります。


もし皆様がおすすめのハッテン場があれば、その理由や思い出などを含めてコメント頂ければ嬉しいです。

台北のハッテン場総論_01

2か月後くらいに久しぶりに台北に行くこともあり、台北のハッテン場について改めて簡潔にまとめてみようと思います。

台北のハッテン場総論
東京のハッテン場を比較対象とした上で、台北のハッテン場の特徴を箇条書きで述べてみようと思います。

①店舗数が少ない。
私が知っている限りで6店舗しかありません。新宿だけでも10数店舗のハッテン場が存在する東京と比較すると、非常に少なく感じます。なお、店舗は台北駅・中山駅・西門駅・雙連駅(左記三店舗はほぼ近隣駅同士)・圓山駅に集中しています。

②1店舗の規模が大きく、必ずサウナが併設されている。
上記6店舗の全てがサウナを併設しています。東京等、日本の各都市で見られるようなビルの一室で営むような狭隘な店舗は皆無なのも特徴的です。

③店舗ごとにある程度の棲み分けはあるものの、棲み分けの具合は比較的緩やかである。
東京や大阪では、年齢制限や体系や髪型など見た目での制限がある店舗が多数ですが、台北のハッテン場は「ここは割と若い人が多い」「ここは年寄りが多い」という傾向はあるものの、極端に偏った客層の店は少ないのが特徴的です。

以上の特徴をまとめると、台北旅行でハッテンをしたい人は、
・台北駅および近隣の駅に宿泊をすると移動が容易である(上記の駅は全てMRT(地下鉄)で深夜までアクセス可能です)
・台北のハッテン場は規模が大きいということを知った上で行くべし
・年齢や容姿の制限が比較的緩やかなので、その点を憂慮する必要がない

以上三点を知った上で行くと、楽しいハッテン経験になるのではと思います。

新宿のハッテン場:BACK DROP

(2023年6月の記事の改訂版です)

気が付けば年齢が30代半ばに差し掛かり、今のうちに色々なハッテン場に行っておかなければ、という焦燥の気持ちが出始めています。というのも、ハッテン場の中には40代になると入場が厳しくなる店が少なくないからです。

昨年から最近にかけては、神田のNinja、24会館浅草、池袋JIN-YA、日暮里のMARASITE、横浜のBlazer・Hook横浜・光音座などを新規開拓しました。

この記事を書いた2023年は、あまりに良いことが重なって起きるので、新宿のBodyBreath!ばかり通っていました。

しかし、人気店であるBody Breath!にばかり行く日々に物足りなさを感じてか、せっかくなのでBodyBreath!からほど近くに居を構えているBACK DROPに行ってみました。

今回の記事では、着衣系DVDボックスのBACK DROPについて紹介してみようと思います。

アクセスについて

BACK DROPは新宿二丁目のメインストリートから脇に少し入ったビルの4階にあります。詳細なアクセス方法は公式ウェブサイトをご覧ください。古い雑居ビルながらちゃんとエレベータが設置されていました。

内装について①:入店からハッテンまで

内装や内部のシステムは、他のハッテン場とかなり違う部分が多く感じられました。

まず、ロッカーがかなり小さいので、リュックサック等の大きな荷物は受付の中に預けます。

銭湯に行かれる方はわかると思いますが、更衣室の大小あるロッカーのうち、小のロッカーのサイズ感に似ています。冬場にダウンジャケット等を着て行くと、洋服を入れるだけでロッカーがパンパンになりそうなイメージです。

受付で料金を支払うと100円を渡されるので、ロッカーに所持品を入れた後に100円を入れて鍵を閉め、その鍵と交換に手首につけるリングを貰います。ここが一つの難点で、一度ロッカーを閉めると、基本的には帰る時までロッカーは開けられません(店員さんに言ったら開けてもらえるのかもしれませんが)。

ちなみに、「こんな狭いロッカーだけど、靴はどうするんだろう…」と思って周囲を見ていたら、なんとこのハッテン場は完全土足制でした(一般的なハッテン場は入口で靴を脱いで備え付けのビニール袋に入れるスタイルなのです)。

「なんだか色々いつもと勝手が違うな…」と思いながら、その違いを楽しんでいる自分がいましたが。

ちなみにハッテンフロアの手前には、自動販売機や、喫煙スペースもある広々とした休憩所が設けられていました。

「新宿最大級のDVD-BOX」と謳っているだけあって、雑居ビル系のハッテン場の中では全体的にかなり広々とした印象があります。

内装について②:ハッテンフロアについて

ハッテンフロアの中心にはDVDBOXを含む12室ほどの個室が立ち並んでいました。各個室には穴があいており、マッチすれば隣室から触ったり舐めたりができるようです。フラットタイプの部屋もあり、室内で普通にセックスをすることもできます。

周囲は通路になっており、外側にはトイレ・シャワー・横になれる一人掛けソファーが4つ置かれた部屋に加えて、さらに4つほど個室がある細長い通路もあります。

シャワーが少し特殊な制度になっていて、受付で「シャワーを使いたい」と言うと、鍵とタオルを貸してくれるので、鍵を使ってドアを開けてシャワーを浴びた後に、鍵とタオルを返す必要があります。ちなみにシャワーは数年前に新設されたらしく、他の設備と比べてかなり清潔感が高かったです。

客数・客層について

私が行ったのは土曜日の15:00頃でしたが、それなりに人がいました。多すぎず少なすぎず、丁度良い感じでした。

客層については、20代~50代くらいまでで、30代がメインかなといった印象でした。顔は、なかなかのイケメン・普通顔・ちょっとイマイチな人まで、様々でした。体型もオールジャンルな感じで、全体的に偏りがない印象でした。

消極的な人もいましたが、割と積極的な人が多いのかなという印象を受けました。神田のNinjaや横浜Blazerや日暮里MARASITEと似たような感じ。

私はそこまでモテるタイプではないので、この日は結構多くの人からアプローチを受けてちょっと嬉しい気持ちになりました。

24会館系では平均年齢的に若い部類に入るのでアプローチされることが多いのはわかるのですが、平均年齢がそこまで高くない場所でモテると、それだけで「来てよかったなあ」と思います。

店内スタイルについて

基本的には着衣系の店ですが、この日は手ブラでもOKで、実に様々な恰好をしている人がいました。

私にとって「着衣系」のハッテン場に初めてだったのですが、「着衣」の中には一種のコスプレ的なものも含まれるようで、AVで見るようなきわどい衣装を着て楽しんでいる人もいました。

個人的にはこれは結構他の店と違う楽しみができるポイントだと思いました。ゲイの中には共感してもらえる人も少なくないかと思いますが、「なんかエロいなー」と思って思わず買ってしまった露出度高めの服の中に、「さすがに露出度高すぎる…」という理由で着ていないものって結構あるんですよね。

しかも、この時の「エロい」の基準って、この服を着てエッチなことがあったら「エロい」という意味合いであって、別に街中で着ていても仕方がないわけで。

これまではさっくりエロいことがしたいということがあり、基本的には脱ぎ系の店にしか行っていませんでしたが、今後は月1くらいでBACK DROPでエロい服を着てハッテンをするのも楽しいかもしれないなー、という楽しい妄想が膨らんできました。

体験談

初めて行ったこの日は、BodyBreath!に行く前にちょっとBACK DROPを体験してみたいという軽い気持ちで初入店してみました。

折角着衣系の店に来たので、服を着てエロい感じになってみようと思い、ズボンは脱いで下着は履いたまま、上に着ていたシャツのボタンを外して徘徊してみました。

気が付くとちょっと気になっていた人に責められていて、全身をむちゃくちゃに気持ちよくさせられて、私はタチなのですが無茶苦茶に感じまくって恍惚状態に浸っていました。

あまりに気持ちよくてイってしまいそうだったのですが、BodyBreath!での出会いを主目的としていたので、頃合いを見てプレイをやめました。

おわりに

先日初めて行った着衣系のハッテン場・BACK DROPですが、個人的にはとても良いハッテン場だったと思います。ノリが良いので性欲を満たしたい時にはサクっとできるし、着衣系ならではの「エロい恰好でハッテンができる」という特殊性もあります。

一つだけ難点を言えば、ロッカーの使いづらさでしょう。ハッテン中に所有物を自由に出し入れできないのは結構不便でした。

ハッテン中に出し入れをするものと言えば、飲食物・煙草・スマホや携帯・そしてちんこくらいなものですが(冗談です)、小物の出し入れができる小さなロッカーが更にあれば良いかもしれません。

繰り返しになりますが、個人的にはもう一回行ってみたいなと思わせる特別感のあるハッテン場でした。

読者の方の中に脱ぎ系のハッテン場ばかり通っている人がいらっしゃれば、是非着衣のエロさを楽しみに来てもらいたいなーと思うお店でした。

ハッテン場でアプローチをする/されることについて

私はタチである+容姿や体系が特別良いわけではないので、ハッテン場では相手から誘われるより、自分からアプローチする方が圧倒的に多いです。

その一方で、割合で言えばかなり低いものの、稀にウケからアプローチをしてもらえることもあります。

さて、今回の記事では、タチ的な視点から、ハッテン場でアプローチすること/されることについて、書いてみようと思います。


ハッテン場でアプローチをすること

ハッテン場で自分がヤりたいと思う相手(もちろん基本的に複数名います)にアプローチをする前に、彼らを大体3種類に分けて見ています。


①こちらに確実に興味がある相手

②こちらへの興味関心の有無がはっきりとしない相手

③確実にこちらに興味のない相手


①の場合、すれ違う時に相手は確実にこちらを何度もガン見してきますし、③の場合は相手は明らかに故意にこちらと目を合わせようとしません。経験上、実際に①だと思った相手とはほぼ100%ヤれますし、③の相手にアプローチをした時はほぼ100%断られます(ごく稀に例外的なケースもありますが)。

①と③の場合は物事がスムーズに進むのですが、②の相手が好みのタイプだった時にとてももやもやしますよね。態度がはっきりしないので、なんか手を出して良いのかどうかわからないし、いざ手を出そうとした時に緊張するんですよね。

でも、この緊張感って実はハッテン場での楽しみの一つだったりもしませんか?。入店してあまり時間が経たないうちに好みのタイプとマッチしてサクっとやって帰る、というのも良いのですが、「いけるかな?いけないかな?どっちなんだろう?でもこの人とやりたいな」という相手が、アプローチをした結果OKだった時って、一番嬉しいですよね。


あくまで私の場合ですが、ハッテン場でアプローチをする時は以上の①~③に区分した上で、基本的には①~②に該当する相手にアタックします。

①の相手が自分のタイプであることがお互いにとって一番良い結果となるのですが、もし①よりも②や③の相手がタイプだった場合、賭けに出て②や③に該当する相手にアプローチをすることもあります。勝率は低いのですが、ヤれた時は非常に満足感の高い経験になるからです。


以上のように、「ハッテン場でアプローチをする」と言っても、その背景には結構色々な試行錯誤が繰り広げられているのは面白いですよね。


それでは、アプローチをされる側はどんなもんなのでしょうか?


ハッテン場でアプローチをされること

ハッテン場でアプローチをされた側は、比較的短い時間の中で、アプローチに応えるか拒否するかの選択を迫られます。その際、アプローチされた側には二つの状況が考えられます。

一つは、自分が認識をしていた相手からのアプローチであること、もう一つは全く認識していなかった相手からのアプローチであることです。

前者の場合、そもそも相手を認識しているので、OKかNGかの判断も割とすぐにできます。相手がタイプのウケだった日には、それだけでこの日ハッテン場に来た意味を存分に味わえる喜びに欣喜雀躍です。

その一方で、後者=こちらが相手のことを全く認識していなかった場合は厄介です。

というのも、見るからにNGな相手だった場合は丁寧にお断りすれば良いのですが、「あれ、良く見えないけどなんか良い感じじゃない?」と思った時、特に疲れている時なんかは判断力が鈍るんですよね。

判断力が鈍っているからと言って、目の前にいるのは自分に対して性的交渉を求めている男性であることに変わりはありません。YESかNOかははっきりとしなければいけません。ハッテン場では「えーわかんなーい」という曖昧さは通用しません。

そんな時に、「ええい、もうむらむらしてるし、やっちゃうか!」とヤケになって、ヤってみたら「え、むっちゃ上玉じゃないですか…」とギャンブルに勝利したような嬉しさを感じることもあれば、「え、こんな人とやっちゃったの?!」というような失敗をした経験も何度もあります。

おわりに

以上述べてきたように、ハッテン場って性行為をするための野蛮な場所だと思う人もいるかもしれませんが、実はアプローチをする側/される側の両方が割と気を張って考えを巡らせながら性行為にたどり着いたり辿り着かなかったりするという、とても繊細なやり取りがなされている場所であることがわかったのではないでしょうか。

そんなやりとりが時に楽しかったり、時に苦痛だったりもしますが、総合的に結局楽しいので通ってしまうのがハッテン場という場所なのだと改めて思いました。


プロフィール

名無しし

Author:名無しし
30代ゲイが、これまでのゲイとしての経験や体験を書き記してゆく自伝的ブログ。ゲイを謳歌している人にも、ゲイとして苦悩を抱えている人にも読んで頂きたい内容を心がけています。

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